憧れの



いつか後悔する人生も悪くない
なんで唄人羽にここまで魅了されたのか
なんでふたりを追いかけてしまうのか
友人にそう聞かれて答えが出なかった
目の前にある20年目を待っている
みすみす手放す訳にはいかない
ただその理由は出てこない
後悔しないようにいようと思う
ただの誰にも譲れるようなことじゃない
10年目に味わったワクワクを
カメラマンとして写真で提示する
渡すんじゃなくて見せるという気持ち
ふたりがいいねと言ってくれたら
それだけでいいと思っている
なんでここまで固執するかは
考えるだけ無駄な気もしてくる
寝ても覚めても撮りたくて仕方ない
20年目、まだワクワクしている
それだけが理由でいいと思っている
後悔しないようにいようと思う
追いかけ続けたことがいつか恥ずかしくなるように
そんな人生も悪くはない




カメラマン事情


ギャランティの話


いろんな媒体があるので
あくまで僕個人の話にはなりますが



雑誌の場合は2-4万円くらい
これも1ページ、見開き1ページ、表紙、巻頭ページ
出版社によって割り方は様々です
タレントさんの場合は撮影時間は15-30分ほど
風景や街の人の場合は半日かかることはよくある
同じ雑誌の中でも
見開きのみ撮影することや計6ページ担当するなど
その辺は毎月変わっていきます


大きな広告になると30-45万円くらい
撮影は1日で終えることもあれば3日掛かることもある
僕の場合はこの額だけど
大手の飲料系の広告などは100-120万円は普通だと思う
広告カメラマンというジャンルが存在して
経験を積まなければ僕では太刀打ちできない場所です


ドラマや舞台のメインビジュアル撮影では
おおよそ15-20万円で予算が組まれます
これは演者のスケジュールもありほぼ1日で終わります
多くの出演者をポスターの中に収めるので
現場にデザイナーさんの確認作業が入ったりします


ミュージシャンやアイドルグループのアー写撮影では
4-10万円で提示されることが多いです
画が決まっていないことがほとんどなので
そういった意味での時間は現場で掛かってきます


ライブ撮影については謎です


どの撮影においても
税別、交通費等は事前に確認するべきかなと思います
ほとんどの場合、僕は請求に乗っけています
また、撮影が二度目以降になると
事前にギャランティの提示がなくなる場合も多いので
撮影の前日までには確認する必要があります



撮影は突然決まるし
突然なくなったりします
こちらがギャランティを提示しなければならず
そこの折り合いでなくなることもたまにあります
今から商業カメラマンとして独立する方は
提示の仕方含め、経験値で判断していくのが良いです



ざっと書きました



いづれ、憧れの人を撮るチャンスも巡ってきます
カメラを向けている間は対等な立場で居られます
お金はもちろん大切ですが
0円でもいいから撮りたいが叶う仕事です



誰のために書いたのかわからなくなってきたので
この辺でそっと終わります




とても穏やかで

いつまでもライバルのよう

家の窓ガラスは汚れている

写真は毎日裏切りばかり





目に見えて人生が変わるときは

宝くじで一等を当てるか大切な人が死ぬときくらいだ

それ以外は大抵大したことはない

それでも多少なり進むことだらけの中

昨日のをダサいと笑えたら

割といい線いってるかもしれない

眠くなる前にもう一度だけ書いておく

明日スーパースターを撮っても

どれだけ綺麗な夕焼けを撮ったとしても

思ってたほど大したことはない








気づきとか



あたらしい何かを撮るときに

終えたらどんなに人生が変わるんだろうと

それで変わった試しなんてないのに思ってしまう

がっかりする

がっかりしてびっくりする

誰も喜んでないのが手に取るように分かる

誰も知らないのが目で見てはっきり分かる

がっかりする

ぽかんと都会の日常がやってきて

誰にも興味がなくなる日が帰ってくる

頭の中だけでシャッターを切るくだらない時間

すごく丁寧に帰ってくる



でもその感じがすきだったりする

そのおかげでやってられる

癖になってしまう

そのせいでやっていられる








5年



会いたい人に会える
ß
会った人を撮ることも出来る

今がいつも自分のベスト




揺れる



その例えは見たことないもの

この写真は誰かが見ているもの




カメラ



新しく買った古いカメラ

逆行する格好良さと面倒臭さと

手間にかける愛情と待たせる空気と




雨の



そよ風が光に照らされて強い匂いに変わる

梅雨はそんな雨が降っている




引っ越し



家が変わるとギターの音が変わって

階数が変わると出会う人が変わる




故郷



鹿児島を離れて12年が経つらしい

帰る場所があって帰るまでの時間があって

帰らなきゃいけない時間が来て帰り着くまで

どれもこれも愛おしくて

またねがすぐにくればいいのにって心がドキドキする




雪と犬



犬は割と可愛い

好きになってきた




晴れないひ



夜と大人とリンクして

違法と合法と混合して

また欲しいものが増えていく

その上必要ないものが減っていく



晴れたひ



久しぶりに初めての場所を散歩する

発泡酒を持って歩くロックスター

陽がみるみるうちに傾いていく

遠くも近くも割と遠くに見えた

夜も商店街もレモンサワーみたいだ



解散ライブ



アナザースカイで言っていた

口に出していたら夢に近づけるし

かなってしまうものであると



たまたま



言葉は有言だ

31年間そんな感じで生きてきて

31年目になってもそんな感じの夢ばかりだ

叶えた数で語ったり

撮った憧れの人で熱くなったり

そんな時間もありだなと思う

言葉は有言だから

有言は旅人ではないから



2枚



続々と叶うことが喜ばしい

目まぐるしいことは喜ばしい

変わらないことが喜ばしい

勝負できる優しさが喜ばしい



とて


注意事項と懸案事項

勝負にも試合にも負けてない

指図する側と笑われる側

勝負も試合もできていない



to to


マーケットにはピーナッツが隠れている

好きな音楽は?の答えも準備している

日向には濃いめの花が咲いている

ステージには裏と足元とスピーカーがある





ふとした焦りがやってきて大丈夫かもと思う

選挙があったことはすっかり忘れていた

投票所の案内はゴミ箱に捨てた

日差しが刺さるほどで大丈夫かもと安心した

批判も皮肉もすっかり忘れていた

みずみずしい桃の皮はゴミ箱に捨てた

行きたいとこもやりたいことも

知りたくないこともやりたくないことも

ゴミ箱に捨てて水に流して

大丈夫かもと思える日が来ればいい



色々



久しぶりにブログを書かなきゃとこれを書いている



order



案外大抵のことは笑って楽しそうにすぎていくことが幸せ案外



side


今は耐える時だとそんな無責任もできないし

まだ若いからななんてそんな余裕すら与えられない

今の仕事を辞めようと思ってますって話してくれて

僕は何を与えるか、間引くか考えていた

そして不思議でならなかった

夢は自分のためのものであると断言できるのに

彼は今いる近しい人たちを守るのが夢だと話した

新大陸はもうないだろうと

地図は正確だろうと思っている

守るか叶えるか泣くか食いしばるか

ソファーの上で地図を書き換えることはできても

新大陸を発見することはできないんだな





LOOK



壊れた置き時計が二つもある

もう遅れてるのか早いのかの確認すらできない

商店街の時計店に修理に持って行ってみたけど

秒で断られた、そもそも直したい欲すら感じなかった

一応というかルーペではのぞいていたけれど

あれは万華鏡かなんかだったんじゃないかと思っている

きっとフリーランスの仕事はそういうことに似ている

心が腐ったら誰かに気づかれるもんなんだ

僕は万華鏡でもシャッターを切れる自信がある

万華鏡で沈黙すら写真にしてみたいと思う



飼い続ける



何を撮ろうか、作品には意図が必要だ、心が動いた出来事は何だろう、そんなことを漠然と考えることが制作意欲を掻き立てる一方、制作意欲の存在が非現実のことかのように錯覚させられてしまうことがある。そんな日常が続く中、ふと自分のライブ写真、花の写真、彼女の写真を見返す中で、撮ることでそれぞれ別の場所で行われている行為が心を均等に保とうとしてバランスを保っていることに気づき始めた。花を撮るときは彼女に見える、ライブを撮る前には彼女と過ごしていた。彼女を撮るときは全てをなくして穏やかになろうとしている。ループしながらどんどん先へ進み迷い込んで、そこに欲しかった情報や感情を得ようとする。写真を撮る行為は日常をリンクしている。だから大げさに作品を撮る行為も今は必要ない。撮ったものが心のバランスを保ってくれている。




たまに


たまに嬉しい連絡をくれるひとがいる

今日もしれっとそれがあったりした

「これからも彼らを撮り続けて欲しいです」って

「福森さんの撮るものが大好きです」って

ラインでもツイッターでも報告が嬉しい

僕は偏った人間かもしれないけれど

人並みかそれ以上に穏やかでもある

撮り終わった写真はもう僕のものじゃない

仕事で撮った広告だって見たことがないくらいだ

だから手放しでみんなに見てもらいたい

独り占めする勇気もなければ

お腹を痛めて産んだ子供なんて気もない

無条件に手放すから

たくさん喜んでもらいたい

そしたら我が子のように可愛く思えたり

そんな気持ちでまた写真を生めるから



マーキング



フィルムで撮ったこと

撮りたい気持ちだったこと

僕に撮っては必要な写真愛です



最近のはなし



最近のはなしになるけど

彼女のおかげで花がまた好きになった



mutyu--



にわかに近頃

放課後のグランドが

ちゃんと生きていかなくちゃねと

夢中で追いかけていた頃が

でもその向こう側が

性懲りも無くいかなくちゃねと

あした仕事だからね

みんな懐かしいからね

あした会えるからね



sakura



GABAを食べると頭がフル回転する

珈琲を淹れなくてもいいくらいだ



dark


久しぶりに冴えてる夜が来た

数ある中の大なり小なりを

誰にも指図されないままで

夜中のエンジン音も心地いいほどだ

進まないことが山積みになっても

もらった花がいつの間にかドライになっても

それはもう幸せだと口に出してもいいくらいだ

それはもう昔の記憶が恋しいほどだ



ハッピー



ハッピーなことをしたい

ハッピーなことを書きたい



兎に角かクマ



撮って終わらないのが写真の仕事で

セレクトしていく過程で嘘が乗ってくる

思わせぶりな写真は5年経って死んでしまう

10年経っても必死にしがみついていられたらな



人形



南紀白浜空港で降りてキリンとライオンを見に行った

そこには透明なガラスがあってペンギンもいたりした



mean


誰がどんなものを

選ぶか絞り出すかは

気にしてる暇があるから

それはそれは良いことで

数打ちゃ当たるも

それはそれは羨ましいこと




真相のビル


言葉は嘘ばかり並ぶようにできている

ごく親しい人にしか本音は言わないが

ごく親しいに嘘は足を浸している




贅沢



欲しいもののために手放すのが惜しいものは

ハムとたまごのサンドイッチ愛みたいなもんだ



1800円



タクシードライバーが好きだ、映画の話

最近見た映画は良いものも悪いものもあった

悪いものに関してはみんな口を揃えて褒めてくる

そうですよねって必死にシーンを思い出す

映画は職場でも教室でも漬物みたいなもんだ

本当に好きな映画はなんだろう

ゴーストワールドはとても良かった

ソーラ・バーチがキュートなやつだ





書かなかった事



「何もなく失敗したら面白いですね」

「でも、本物のスターになっても面白いですね」

ニューヨークに行く綾部さんに又吉さんが言っていた

綾部さんの漠然とした目標は叩かれがちだけれど

不安要素を抱えている見え方がたまらなくカッコいい

具体的なプランがあったらそこは頭の中の限界地点

大スターになってまた笑わせてくれる時が待ち遠しい





書いてたこと



こころのモヤモヤが

ジョンとレノンにだけ

笑って賛同したがっている



該当する



慣れた景色が風景に見えたりする



ループ



東京はしばらく雨が降ってないらしい



紙皿



石畳の上のコンクリート

自販機の下の50円

底の浅いポケット

皿の上の軽快なダンス



対相手



久しぶりに撮ってもらった

照れ臭いけどたまにならいい



草食動物



東京に雪が降って寒かった

ポカポカしてて寒くて凍えた

東京の夕日は夕方には沈んだ

そのあと寒さに凍えそうだった



記念日



ホームページを新しくして

なにも変わらない今日だったけど

それはそれはいい一日だった

秘密基地を海沿いにつくった日

それはそんな素敵な一日だった

今日は今日でその日みたいだった



NEW HP



半年振り以上かな

この安心感みたいな

ソースコードが並んでる

焼きそば食べたいみたい



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福森_月